元気をくれる花
2006年 04月 17日
桜は嫌いじゃないけれど、心弾むほど好きだと言うワケでもない。
見つけて思わず嬉しくなってしまうのは、菜の花、たんぽぽ。
通勤で使っている中央線からも見える菜の花。明るい黄色に心も弾む。
東中野あたりで見える桜と菜の花のコンビネーションに、中央線の春を感じます。
これは、西荻の北口の方で見つけたもの。
やはり西荻の北口の住宅建て地予定らしい空き地で、びっしりと咲いていた、たんぽぽ。
思わず嬉しくなっちゃいました。
桜のように艶やかでもなく、華やかさもないけれど、
媚びずに、元気良く咲いている潔さが好き。
足元に咲いているので、誰も気付かぬうちに綿毛になって飛んでいってしまうのだけれど、私だけは、たんぽぽの季節を心待ちにしているのです。
たんぽぽの群生している空き地で、おにぎりなんか頬張ったら、楽しいだろうなあと思っても、このたんぽぽの生えていた土地も、鉄条網で囲われていました。
植物に限らず、人間も光合成する生きものだと私は思っています。
人の悪口、噂話、病気の話、文句や愚痴、過去にだけ囚われる気持ち、
そんな話ばかりだと日陰の暗い嫌な花しか咲かない気がします。
自分の知らない楽しい話、その人の好きなこと、夢中になっていること、
日常のちょっとした嬉しかった話、
そんな話を聞かせて貰えると、こっちまで楽しくなります。
自分は人が思うほど強くない、
Negativeな方向に行くのは簡単な事だから。
だから、楽しい人、芯の強い人、素敵な人に友達でいて欲しい。
そういう人に嫌われないためにも、自分も楽しく、明るくいたいと思います。
元気を貰えるこの花たちを見ると、
うーん、私もそれなりにやって行くよ~と思ったり。