ささやきの聞こえるお店@ニヒル牛
2007年 12月 16日
あのお店に行っていなかったことを思い出しました。
私の好きな ニヒル牛。
小さなお店のドアを開けると、同時に創造の世界への扉が開かれます。
それは、乙女心をくすぐるものであったり、
幼心を呼び戻すものであったり、
自分の心の奥を映すものであったりします。
時間を忘れて、ひとつひとつ手に取り、話しかけてしまいます。
しゃがみこみ、背伸びし、各々のアートの世界を覗いてみました。
スペースの一つ一つから、ささやき声や笑い声、文句を言う声、つぶやいている声が聞こえます。
何故西荻にニヒル牛なんだろう?と考えてみましたけれど、
高円寺は若過ぎる、
阿佐ヶ谷ではハイソ過ぎる、
荻窪の町は広過ぎる、
吉祥寺では雑多過ぎる・・ってことで、
この何にもない、カワリモノとこだわりの多い西荻があっているのでしょうか。
NYのSohoあたりに出来たら、すごく人気が出ると思うのだけれど。
アメリカ人は不器用だから手先の器用さに驚くだろうし。
ニヒル牛があることで、西荻は素敵な町になっている気もします。
夜のニヒル牛は素敵です。
ささやき声が更に大きくなっているかもしれません。
はっとして覗き込むと、知らん顔して沈黙に返るでしょうけれど。
作家の方は納品に来ると、他の作家の作品を買い求め、
オーナー様は納品の作品を自分用に買い求め、
と、そんな商売っ気のなさも、またニヒル牛の魅力かもしれません。
ビーズで秋冬らしい色使いっていうのが珍しくて買った、ブレスレット。
ピンクのハートのピアス。
フェイクパールのピアス。