寝ても覚めても、ニューヨーク。。なんちゃってNewYorkerになります。ブログは、移行する予定です。


by blueinjpn
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カテゴリ:Dance & Ballet( 3 )

エエ年になって、ここ1年、小中学生の頃のように、漫画ばっかし読んでおります。
Book Offに通いづめ(恥)。。

そんな中、衝撃的だったのが、山岸涼子作の
舞姫 テレプシコーラ

1部の何巻かは105円で買いましたが、続きが読みたくて、あちこちのBook Offを探し歩き、
結局中野のまんだらけという漫画オタクの店で1部の残り全部を揃えました(とんだ出費。。とほほ。。) 

1部の1-10巻を読み終えて思ったのは、『天才は、容赦がないなあ。。』。

山岸涼子先生と言えば、とーーーーーーい昔にアラベスクがありました。
ミロノフ先生に憧れたわ。。繰り返し、読んだ漫画です。
安サラリーマンの家庭で育った私には、バレエなぞ、宇宙の果てのように遠い出来事。
お金持ちのお嬢さんたちの世界のことで、同級生にもバレエなんて習っている子はいなかったなあ。。   

正直言いますと、山岸涼子先生、好きな漫画家ではなかったです。
何故かと言えば、漫画に
血の感触がする
すえた匂いがする
狂気と言いましょうか、
生理的に嫌悪感を感じるシーンがありまして、それが怖かったです。

多分、そういう雰囲気が好きな人もいるんでしょうが。。
c0074444_11431575.jpg
舞姫 テレプシコーラは、バレエの漫画です。
アラベスクとは世代が違い、なんと小学生の姉妹(千花ちゃんと六花ちゃん)が主人公です。
どういうこっちゃ?と思いながら読みましたが、
止まらなくなる勢いにさせるのは、さすがベテラン漫画家です。

小学生が主人公なのに、
バレエの夢を打ち壊す
(先週バレエのクラスで、ジュッテの時に、床を踏抜く程の音を立て、先生に同じことを言われましたが、次元が違います 汗)、
悪い夢のような、残酷で嫌悪感200%のシーンが出てきます。(やっぱり、出た。。汗)
精神的に病んでいる、貧しい家庭で育った空美ちゃん(脇役)は、
『それでもバレエを踊りたいのか?』と訊いてみたくなる過酷な現実に生きています。
どうやって、正気を保っているのか不思議なほどです。

それに対し、母親がバレエの先生、
経済的にも家庭的にも恵まれた主人公の姉妹は、美しくのびやかに成長しています。

そのコントラストは、あまりにもリアルです。

が、こちらの姉妹にも、悲劇が起こるのです。。

最後の10巻を読んだ時、不覚にも涙が止まらなくなりました。
『ここまでしなくても、エエんじゃないの?』と、作者にモノ申したくなるほどです。

考えてみれば、作者の山岸涼子先生は、10巻に至るために、
伏線として、1-9巻までを描いたのです。
凡庸な作家には、到達しない域で。

トゥオネラの白鳥のシーンの美しさ。
私がイチバン涙が止まらなくなるのが、このシーンです。

バレエとは、現実離れした天界を目指すもの。
爪先で立つトウシューズは、この世からもっと高みを望むために作られたものです。

バレリーナは、究極、トゥオネラ(この世とあの世の境)で踊る白鳥なのかもしれません。

c0074444_11433187.jpg正直この漫画、かなり重いです(汗)。
脇役の空美(くみ)ちゃんの存在からして相当ですが、
他にも、バレエの美を追求するにあたって、
あまりにもシビアな現実を目の当たりにします。

大人になってから、
バレエを習った私には想像もつかない現実です。
(バレリーナを目指してないし。。)

トウシューズで立つバレリーナには、
血豆で傷んだ足、
死んでしまう爪など、
その華やかさからは程遠い
痛みや苦しみがあります。(トウシューズは履いたことがあります)

バレエの美しさと対局する
残酷さ
痛み
哀しみ

これほどまでに
描ききった山岸涼子先生、
手加減してませんね。

第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞
受賞されたのも納得できる作品です。

第2部が始まっていますが、
第1部の最初だけで消えてしまった空美ちゃんが
どのように再登場するのか(もう登場中?)、
楽しみでもあります。
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by blueinjpn | 2008-09-07 20:47 | Dance & Ballet
Episode1-10(しかもPart1-5ずつ)まで見た日にゃあ、情も移るってもんです。

それぞれ、得手、不得手があり、
ライバルを羨(うらや)み、妬(ねた)み、衝突し、励まし合う過程は興味深いです。

そんなメンバーのご紹介。
それぞれが、Winner(勝者)になり、 Loser(敗者)の痛みを味わいます。

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Cody  バレエでいえば、王子様タイプ。テクニックはピカイチ。殆ど、トウ(爪先)で踊ってます(汗)。
アームスの位置や、体型などすべて理想的。親からして、ダンサーだもんな。
メンバーからも大本命と思われているダンサーだが、審査員から感情表現がイマイチなのを、指摘されて悩む。
ダンスは、テクニックだけじゃないのよ、Cody君。(偉そうだ。。)
バレエ、ステージダンスが得意。すでに、ブロードウェイの舞台に立ってます。
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Miguel  ダンスのセンスがスゴイ。個性、瞬発力、創造性に秀でる。
我が強くて、ちょっと意地悪なんだけど、どこか憎めなかったりして。ヒスパニックらしく、家族思い。
コレオグラファーとして、名が出るのかな。HipHop、Street系が得意。テクニックが、ウィークポイント。
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Janelle 18歳にして、すでにプロ根性が座ってます。
健康的体型とも言えるが、デブとも言える。。。(NYでも踊れる人で、こういう体型の人多いんだよね。足首とか痛めないのかな?)
チームのオーディションになると、男子は怯むのだ(汗)。コイツをリフトすると、腰痛めるよって。。。
オーディションが進む中、他のメンバーは緊張とストレスで痩せていくのに、コイツはますます健康体(汗)。
テクニックはイマイチなんだけど、身体能力の高さでカバー。
本番に強い、パワー炸裂のド根性娘。HipHop Loverです。
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Nick 笑顔がウリで、好印象を持たれるダンサー。
この人も、すでにプロフェッショナル。いま一つ、決め手に欠けるかも。。
オーディションの最後には、髭をそって、体型もスリムになり、Good Looking 路線へ。優勝狙いの努力が見えます。
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Mochi (Michelle) 小柄なオリエンタル系。自信、テクニック、根性はハンパじゃない。
怪我をしても、リタイアしなかったド根性。アメリカの女子は、世界一ストロングだ(汗)。。
30歳って言ってるけど、5つくらいサバをよんでいる気も。
バレエ、Latin、ステージダンスが得意。すでに、ブロードウェイの舞台に立ってます。
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Oscar  バレエ歴長し、プロとして舞台に立っていることで、プライドが高い。
不得手のジャンルになると、やる気なしなしnothingが、表情、ダンスに出てしまう。
フェッテ得意のワンパターン、マザコン男。柔軟性を持たないと、キビしいよな。



最後まで見ると、これはドキュメンタリーではなく、
かなり条件をつけたキャスティング・コールなのかな?って気がします。。
ヘアメイクも、スタイリストも付いてるみたいだし。

どういうワケか、欠点の多いヒトに印象が残ります。。。



貼っているYou Tubeは、オーディションを主に。
他にも、もちろんJamie Kingの振り付けや、
ショッピングマニア(ステージ・ダンス)や、
寝具店のマットレスの上での即興(唯一?ストレートのCodyが、ゲイのカップルを演じる羽目になる)もお気に入り。

そちらは、Episode1-10のどこかにありますので、探してみて下さい。

Episode 3: Battle Zone 

3人でチームを作り、クラブでバトる、一番迫力のあったオーディション。
オーディションは、3分くらいしないと始まらないです。




Step It Up & Dance - Top 6 [Dancing In The Rain] 

勝ち組メンバー2名に、負け組からメンバーを選択させ、2つのグループに後半部分の各振付をさせているのがこのオーディション。

勝ち組メンバーがリーダーなのに、我の強い負け組メンバーにこづかれ、
『誰がリーダーなんだよ(怒)』(リーダー Nick)
『たまには、俺の言うとおり、やってみ(怒)』(リーダー Cody)と、ツッコミ返すのが可笑しかった(笑)。



Step It Up & Dance: Latin dance audition 

Latinでペアを組んでのオーディション。デブの女子相手の日にゃあ、大変です。
我儘もんMiguelは、情緒不安定のパートナーに逃げられ、
代役を頼んだ相手には、『アンタは、根性曲りだからヤなこった』と断られ、
パートナーなしで踊る羽目に(苦笑)。



Step It Up and Dance: Man in the Mirror 

超有名コレオグラファーVincent PatersonがMichael Jacksonの曲に振りつけた、
リリカル(抒情的)なコンビネーション。
ナチュラルに見えて、かなりテクニックを要する振付なのは、さすがTop5のオーディション。
この振付が一番好きで、何度もしつこく見ています。
コレオグラファーは、肉体美で詩作するアーティストなんだと、つくづく思います。
ダンサーは、その詩を朗読するワケ。

流れるような、美しいムーブメントにウットリ。053.gif053.gif053.gif

テクニックのレベルも、パーソナリティも違うダンサーが、それぞれのベストで踊っていて、
全員に拍手を送った素敵なダンスシーン。さすが、ファイナル・メンバー!038.gif038.gif038.gif 
振付してから、2か月の期間を貰ったことによって、それぞれがダンスを熟成させています。




Step It Up & Dance - Episode 9 [Part 2] 


もうひとつおまけ。Vincent Patersonが、上のMan in the Mirrorを振付ているシーンが秀逸。
相当なオジサンなのに、手本をバッチリ踊って見せて、さすがに本家本元、素晴らしいです。

鳥が空へ向かって、不器用に羽ばたこうとするようなアームスが印象的。

ファイナルはLAからNYに移り、セントラルパークが見えるお稽古場。何処だろうなあ?



ダンスは語るだけで満足するほど、熱が醒めていないので、
まだ踊る側にいたいなあ(本人の希望だけど 汗)。


ちなみに、ベストワンに選ばれたのは、このヒトです。
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by blueinjpn | 2008-08-30 09:32 | Dance & Ballet
春頃、You TubeJamie Kingで検索していたら、Step It Up & Dance を見つけました。

アメリカのTV番組で、ダンサーの勝ち抜き戦なのですが、これが面白くてはまりました。053.gif053.gif053.gif
You Tubeで、一通り見ることが出来ます。Episode 1 [Part 1]から始まって、Episode 10 [Part 5]で、ベストワンが決定します。

ひとつのEpisode が、1-5までのPartに分かれているので、見るのには時間がかかります(汗)。
思い出して続きを見たら、止められなくて、大変なことに。。

ダンサーと言っても、ほとんどがプロで、ブロードウェイダンサーもいたり、振付をやっているような人もいたり。
群を抜いて上手な人もいて(やっぱり最後まで残る)、見ごたえがあります。

050.gif以下、ネタばれになりますので、ご注意を。050.gif























最後まで見て、これは現代版 コーラスライン(A CHORUS LINE)ではないか。。と思いました。
コーラスラインは群舞のオーディションで、Step It Up & Dance はもっと厳しく、ベストワンを選ぶわけですが。


↑ A CHORUS LINE
(このシーン大好き。恩師Micheleをはじめ、習った先生が結構出ているんです。
Micheleは、このYou Tubeの最後のシーンで、緑に黒のボーダーのシャツ着ているダンサーで映っています。)

コーラスラインと似ているのは、

1.ダンサーのLove Life(ストレートなのか、ゲイなのか、バイなのか)を含め、性格が浮き彫りになる
2.各ダンサーのウィークポイント(弱点)が明らかになることで、親近感を感じる
3.ダンサーに付きものの、怪我でオーディションを降りる
4.最後まで残るオリエンタルが、コニーの顔(映画の方)に似ている
5.情緒不安定な女性ダンサーが出てくる

私にとっては、Step It Up & Danceの方が、面白かったですね。049.gif

1.有名なコレオグラファー(振付家)が審査員であり、課題を出す(自分の振付を踊らせる)
  ●私の大好きなJamie Kingをはじめ、Michael Jacksonの振り付けで有名なVincent Patersonほか、ゲストの顔ぶれが豪華053.gif

2.HipHopやJazz、Street、Latin、Modernほか、あらゆるジャンルを踊りこなさなければならない。基礎のBalletは必須。
  ●苦手なジャンルをどう克服するか。自分のスタイルにこだわり過ぎる人は、落選します。

3.短時間(各課題に依るが、15分~4時間)で振りを覚えて、即オーディションに臨む
  ●覚えが悪い私など、それだけで感心します(汗)。

4.オーディションの仕方が、面白い
  ●一度踊らせてから、勝ち組、負け組に分けて、再度踊らせ、負け組から1名を落とす。
  負け組で踊るダンサーが、開き直って、ラストチャンスに賭けるダンスがエエです。
  ●勝ち組のメンバーをリーダーにする→負け組メンバーを選択させる→グループを作って、次のオーディションで踊らせる。
  これが面白かった。チームとして踊りやすいメンバーを選んでいるのか、自らが引き立つメンバーを選んでいるのか?

5.各ダンサー、審査員の表情を頻繁に捉えることで、臨場感が出ている(気持が、手に取るように分かる)

6.ダンサーの持つ個性、瞬発力、センス、創造性、精神力が試される
  ●審査員は褒めもするが、言いたい放題なのだ。
  『あんたのどこそこには、失望したよ』と、はっきり言うんだな、これが(冷や汗)。
  ●勝負の続く中、緊張に耐えられなくて、もう帰りたいと泣き言をいうダンサーも出てくるが、
   有名コレオグラファー Jerry Mitchell が、メンタルケアするシーンが良かった。彼は常にバックステージでダンサーを支えるナイス・パーソン。
  


貼っているYou Tubeは
Episode 1 [Part 2]で、Jamie Kingが登場したところです

しつこいんですが、まだ書きたいので続きます。。。(自分の覚書なんで)
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by blueinjpn | 2008-08-29 21:01 | Dance & Ballet