銀閣寺(慈照寺)@京都 2008.7/13(Sun)
2008年 07月 20日
昨日、近くまで行ったのですが、歩き疲れて辿りつけなかったので(汗)。
残念ながら、銀閣寺(観音殿)は、修復工事中でした(涙)。(上写真左)
平成20年2月から、2年間かけての屋根の葺き替えおよび部分修理の工事だそうです。 京都へ行かれる方は、ご注意のほど。
お庭他は、通常通り見ることが出来ます。
上写真右は、国宝の東求堂です。
上写真左 向月台
上写真右 銀沙灘
方丈前には白砂を段形に盛り上げた銀沙灘や円錐台形の向月台があります。
銀沙灘は月の光を反射させるためとか、向月台はこの上に坐って東山に昇る月を待ったものだとかの俗説がありますが、
これら二つの砂盛りも室町時代まではとうてい溯り得ず、近世以後の発想ではないかと思われます。(銀閣寺サイトより)
俗説が素敵なんですけど。。庶民は夢見ていたいのよ。。
与謝蕪村 飲中八仙図(右)の襖絵、左は池大雅か富岡鉄斎でしょうか?よく分かりません。。。
洗月泉の下には、硬貨が沢山沈んでいました。。トレビの泉のつもり??
向月台とか、洗月泉とか美しい名称が多いです。月に因むのが多いのは、ここから眺める月がたいそう美しいのでしょうか。
方丈から、銀閣寺(観音殿)を眺めると、その上方に美しく月が輝くのかもしれません。
見てみたいものですね。(銀閣寺の工事が終わるのは、2年先ですが)
政治家としてより、
不仲で、悪妻として名高い妻 日野富子(金銭感覚に抜きんでる)を避け、
隠れ住んでいた隠遁の場。
京都のお寺の中では、コンパクトで、生活するには良さそうな大きさです。
何事も 夢まぼろしと 思い知る
身には 憂いも 喜びもなし
足利義政の辞世の句。
侘びさびを感じます。。(侘びしく、寂しかったのかな)
偽りの ある世ならずはひとかたに
たのみやせまし人の言の葉
こちらは、日野富子の辞世の句。人間臭い句ですね。
面倒事を避け、絵空事ばかりの夫は物足りなかったのか。。
タクシーの運転手さんに伺ったところ、
雪景色の銀閣寺は、それは趣のあるものだそうです。
それも2年先の冬になるわね。。
by blueinjpn
| 2008-07-20 23:50
| 旅行